2012年4月18日水曜日

最近の楽しみは、とても素敵・・




遅咲きの桜がやっと花開いた、或る日。
スターネットからも5分くらいのある素敵なご夫婦のところへ、お邪魔する。
最近の、たのしみ。



田畑が広がる、のんびりとした里山の風景。
脇道を入る。

—到着。



NOTO・・・ノト。
そう。
陶芸家・能登さんのお家へ。

4月28日から5月6日まで、陶器市と重なっての期間。
recode(旧・山の食堂)で展示をして頂く
能登実登利さんと千加重さんご夫妻のお宅と工房へ
時々、お邪魔しております。

ちょこっとのぞいてすぐ帰ろう。と思うので
連絡もせず、突然に伺う。
いらっしゃらなかったらまた今度、と次回に。
楽しみも増える。

突然なのに、いつも「まぁ、おちゃでも。」と
あたたかく迎えてくださって。
とっても気さくなお二人。

休憩をかねて出かけ、リフレッシュ。
理由を作っては出かけ、戻ってくる。
そんな感じ。

この日は、展示のDMの事を理由にして
お二人の展示に向けた制作状況を拝見してきた。




千加重さんの工房。
柔らかな木の室内。
優しくあたたかいの千加重さんらしい飾り物などが並ぶ。
ちょうどこの日の千加重さんは、
数日後の窯入れに向けてラストスパート。



私のは、量産なのよ〜と笑いながら話す千加重さん。
でも、千加重さんの器はたたら作りやてびねりにて成形。
轆轤は使わない。
それはそれでとても時間のかかる仕事だ。

ひとつひとつ表情に違いが出て、作っていて楽しいのと
きっとそれが使う人の暮しの中で、
飽く事無く、長く使ってもらえるだろうからと話す。



鉄と銅を混ぜた釉薬を塗っているところ。
釉薬を塗る「あんばい」にもその人らしさがでる。
千加重さんらしい。とても。







焼き上がった重箱


焼き上がった器。
湯のみ、に限らず
いろいろに使えそうな大きさ。


色の違いは釉薬を塗った塗らないか、
どれだけ重ねるかで色が違う。
そして最後に漆を塗って、低い温度の窯で焼く。

木の素地に漆を塗るのではないので
窯で焼き上げられるから
漆といっても、私のは簡単!と笑う。
笑顔がなんとも素敵。


そしてこの後、
今日釉薬を塗られた数々の器が焼き上がってくる・・・。
また見に行かなくっちゃ!



ご主人の実登利さんの制作も佳境に。
こちらも気になる。
また—
次の機会に。


と。
理由を作っては、出かけています・・・・
お邪魔でないようにしなくっちゃな。
そんな毎日。



0 件のコメント:

コメントを投稿